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そこで、はたと気がつきました。
理性が先立つ、頭を使った医療面接は、その逆のことが、起こっているのではないのかということです。
普段使わない心を使おうとする医療面接には訓練が、いることなので、学生が医療面接すると、頭で考えたコミュニケーションになりがちです。
感性を働かせて、患者さんの気持ちに共感しましょうと言われても、ちんぷんかんぷんの状態になって、結局、頭ばかりの表面的なものになってしまうというわけです。
なので、そこをフィードバックで、気づいてもらえたらなと思います。もちろん、医療の中では、理性と感性つまり頭と心の両方を、上手に使う必要があります。
頭で考えながら、心も働かせることができるようになるためには、医療面接でも、変な力を入れずに、力を抜いて臨むことで、患者さんと良好なコミュニケーションがとれるのではないでしょうか。
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