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毎年、参加して、1日目の夜は、酒盛りという流れが、恒例になってきました。今年は、神戸で開催された日本医療薬学会ですが、まあ、演題数も人の数も半端ない。
興味があるシンポジウムや演題は、山のようにあるのですが、すべて重なっているので、どうにもなりません。10会場以上でやってたら、かぶって当然ですが・・・
これに対する対処方法は、いさぎよくあきらめることが肝心です。2会場をかけもちするには、会場全体が広すぎで無理!ということで、本当に自分が興味を持っている内容のシンポジウムに行きました。
正直、中身はよく読まずに、座長だけみて、聞きに行ったのですが、2つとも新たな発見や自分が今まさに聞きたかったことがあり、大変、有意義でした。
シンポジウム 15 |
1つ目は、pharmDクラブの先生方の教育指導に関するセッションです。同じ職場の先生が、座長をされていることもあり、また、内容も興味があったので、聞きに行きました。
特に、聖マリアンナ医科大学附属病院の上塚先生のご発表では、指導薬剤師から、学生に対して、どんな質問をすれば、学生がより効果的に学び、モチベーションを上げてくれるのだろうかという内容でした。
薬物治療モニタリングの第2弾として、本を書く際に、この内容を盛り込むようです。なので、細かい内容は、書けませんが、とにかく、今週から、病棟実習がはじまり、1対1の指導がはじまるので、すぐに使える内容でしたので、直球ストライクでした。
学生に「質問ない?」「わかった?」とつい、言ってしまいがちですが、そうではなくて、学生の理解の段階に合わせた質問をする工夫が必要ということでした。
早速、今週から、学生に使ってみてます。
シンポジウム 26 |
基礎薬学と臨床薬学の統合については、今のところ、薬学の分野で問題にしている人は、なかなか少数派ではないでしょうか。医学部や歯学部では、以前から問題になっているようですが、薬学部では、今まで、薬剤師を養成するということを目的としていないので、少し事情が異なります。
とにかく、臨床の文脈の中で基礎薬学を教えるという教授方法をもっと真剣に考えていくべきだと思いました。
また、思いかけず、TBL(Team Based Learning)の実践例を聞けたのが良かったです。
名刺を切らしていたにもかかわらず、無謀にも演者の先生に突撃し、名刺いただきました。
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