"見てわかる、「断捨離」 (マガジンハウスムック)" (マガジンハウス)
流行りの断捨離本。今更ですが、読んでみました。
見てわかるというタイトルの通り、漫画家 槇村さとるの断捨離体験日記(もちろん漫画)に始まり、実際の実例集(一人暮らしから、家族4人の3LDK、キッチン、会社のデスクまで)のビフォア・アフターが掲載されています。
もともと、断捨離という言葉が有名になるきっかけとなった本にも書いてあるだろう断捨離の基本的な考え方も掲載されています。
ところで、断捨離という言葉ですが、仏教用語と思いきや、著者のやましたひでこさんが造った言葉だったんですね。
この本(雑誌の特別号)を読んでみてですが、断捨離の考え方については、私の中にすっと入ってきました。というのも、ヨガの中で、断行、捨行、離行という教えがあるんですね。なので、何の抵抗もなく受け入れられることができました。
不必要なものを買わないのが”断”
使っていないものを処分するのが”捨”
それらを繰り返すことで、自分自身が見えてくるこの状態を”離”
ということのようです。
不要なものを買わないのと今持っているものを捨てられないのとどちらができていないかというと、私の場合は、圧倒的に捨てられないのが問題です。
大学時代もずっと実家暮らしだったので、今まで、引越しをしたこともなく、自分の持ち物について、見直す機会もなくきました。できるだけ、不要なものは、持たないようにしてきたつもりでしたが、やはり、断捨離目線で見るとたくさん処分する必要があるものがあります。
捨てられない理由には3つのタイプがあるようです。
忙しくて片付ける時間がないという”現実逃避型”
今はもう使っていない過去の産物を捨てられない”過去執着型”
なくなったら困るといって未来への不安要素へ投資する”未来不安型”
これら3つについて、少しずつ、思い当たる節がありますが、中でも特に私は過去執着型だと思いました。幼稚園のときに幼稚園に行くとシールを貼ってもらえた連絡帳(出欠帳)もまだもっています。
さて、この過去の産物を捨てられない過去執着型の人にとって、断捨離を加速させるためのツールもあわせて使うとより効果があると思います。
これは、どの整理術などの本を読んでも、あまりはっきりとは書いていないように思うのですが、私は、EVERNOTEは、確実に断捨離を加速させると思います。
これは声を大にして言いたい。
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