2011/07/20

【模擬患者】感性の人:前田純子(岡山SP研究会代表)

風のように・・。[2505062] - イラスト素材


前田さんは、ポエマー(詩人)なので、文章に行間が多くて、感性がどこまでも広がっています。同じような感性だと、感じ取ることができるのですが、それでは、伝わる人と伝わらない人がでてきてしまいます。なので、本を書くときに、私は行間を埋めるような作業をしました。つまり、5W1Hを明確にしました。

SPは、ロールプレイ中のこころの動きを捉えて、フィードバックするという働きがあります。なので、前田さんは、感性を働かせる文章、つまり、詩のような表現方法であれば、得意なんだと思います。理論的な展開が必要な文章、例えば、学会の抄録のような文章は、苦手。できないことはないと思いますが、かなりの訓練が必要です。

訓練することで、前田さんの感性が押し込められてしまうことも心配なので、無理にそういう文章を書くように練習してほしいとは思いません。ただし、前田さんは、常に何かを表現することで、精神的に落ち着くのではないかと、思っていました。なので、2010年の1月から、ブログのアカウントを無理矢理つくって、ブログを始めてもらいました。 携帯メールから投稿できるので、常に写真つきです。写真+ちょっとした文章という手軽さもよかったんだと思いますが、2年目となった今でも続いていて、しかも、だんだん、文章がうまくなっています。

そして、精神的にもタフになったなあと思います。ブログだけではないと思いますが。そんな様子を横で見ていて、私もブログを続けたら、別の世界が開けてくのかなあという期待があったことも、このブログを始めた1つです。

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