2011/08/25

【課外活動】医学教育専門家認定制度について

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今回の医学教育学会で、思いかけず興味深かったのは、医学教育専門家認定制度のシンポジウムである。医学教育の分野で、学位以外に、認定という発想がなかったので、とても新鮮だった。

シンポジウムの内容は、他の学会でも専門医制度というのがあるが、同じように、日本医学教育学会が専門家として認定しようという制度を、現在、立ち上げ中です。よりいいものにしたいので、ご意見くださいというでした。

教育という名のつく認定制度なので、認定されるにもきちんとした評価基準があって、ワークショップやポートフォリオ評価を通過しないと認められないというかなり厳しい制度のようだった。

厳しいと言っても、勉強するためのプログラムが組まれており、必要があればサポートもあり、真面目にきちんとこなせば、認定はさほど難しくはなさそうだと感じた。

今のところ、医師が主体となる認定制度ではあるようだが、医師以外の職種の方も、認定のためのワークショップへ参加されており、私もいつか機会があれば医学教育専門家認定のためのワークショップや認定のためのプログラムへ参加したいと思う。

薬剤師の業界でも、専門・認定薬剤師が、どんどん誕生しているが、私にとって、今まで、これを目指そうというものがなかったというのが正直なところである。

そんな状況の中で、”目標にできる認定制度が正式に誕生することになっているみたい”という情報が手に入っただけでも、今回の学会は自腹だったけれど、行った甲斐があったと思う。

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