(c) *ちはる*|ストックフォト PIXTA
お互い知っていることもあって、わきあいあいと和やかに研修は進んでいく。ロールプレイを実際にみんなの前でする当事者は、ドキドキして生きた心地もしないかもしれないけれど。
これから、仕事として患者さんと出会う新人薬剤師の患者とのコミュニケーションは、自分らしさがそのままでている。1人ひとりがたった1回のロールプレイであっても、多くの気づき、深い気づきを得ていることが表情をみていると伝わってくる。
ロールプレイがひと通り、終わったあと、今年は、輪になって分かち合いをしてみた。
「ロールプレイで起こったことが、うまくいったかどうかではなく、ロールプレイの中で、患者さんとどういうコミュニケーションをとっていたか、振り返りをすることが大切だ。」
と、用意していたわけではないが気づいたら自分でそう言っていた。
3年前に新人だった後輩に前田さんとロールプレイを体験してもらった。今では、2年前からはじまったSP研修の準備や司会進行をお任せしているが、研修会の最後にSP研修に関する思いを語ってくれた。
「前田さんとの出会いは、衝撃だった。・・・前田さんのようなSPがいるということを知ってもらいたかった。」
普段は、語られることのない思いが、思いかけず語られる場になったのだと感じた。普段の業務や勉強会とは、ちょっと違った視点から医療者としてのあり方を見つめる。そんな研修会として、続けられたらなあと思う研修会だった。
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