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学会発表前で、帰りが遅い旦那さんをみて思うことがあり、この記事を書いています。旦那さんは、修士1年生、4月からは修士2年生です。
年もとっていて、社会人経験もあり、純粋な学生とは呼べない状況です。それもあってか、研究室に入ってからまだ1年未満なのに、3月と4月で合わせて3つの学会発表を控えています。
その様子を見ていると自分自身の学生時代を思い出しました。
人間追い込まれると、食事、睡眠、余暇の時間をとことん削って、1日を24時間で考えるようになるんですよね。夜中の0時に寝ようと思ったら、23時までに家に帰ってお風呂に入って寝よう。だから、研究室に残って22時半までは作業できるという思考回路になってきます。
1年中こういった生活が続いているわけではなく、学会前とか、卒業論文前とか、セミナー前とか、特殊な状況での話です。それに、学生時代は、数年のことで、そういう生活も、いつかは終わります。
そういった環境ですから、研究室時代の同級生、先輩、後輩とは、同じような苦労をしていることで、社会人になってからも特別な関係だと感じています。
学生のうちは、まだ体力もあるし、自分の限界や本当の実力を知るためにも、ある程度、追い込まれるまで何かをとことんやったほうが、のちのちのためになると私は思います。もちろん、心身ともにやられてしまっては、元も子もないので、ストイックに自分を追い込むときにも、見極めは必要だと思います。
卒業して社会人として8年経とうとしている私ですが、もう学生の頃のようなことはできないなと思います。
もちろん、年齢的にも、体力が落ちてきているということもありますが、社会人に求められているのは、コンスタントに一定のレベルの結果を出すことだと思うからです。
学生のうちは、意外にいい結果出したねといって、ほめられますが、社会人になってからは、ホームラン1本を1年に1回出すよりも、安定した打率をキープすることを求められます。
ということは、気力、体力ともに、フラットに保つ必要があります。
食事や睡眠についてきちんとした習慣が必要なことはもちろんですが、私が感じているのは定期的にリラックスできる時間を作ったり、時間を忘れて没頭できる趣味を持っていたり、そういった人の方が、安定して仕事で結果を出しているということです。
私も社会人として安定した結果を出すために、日頃の生活習慣をきちん整えているかというと、できているとは言いがたいですが、学会前で追い込まれてる旦那さんの様子をみていていろいろと思うことでした。
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