2012/03/26

JPALS(生涯学習支援システム)を活用するために必要なこと

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2012年4月1日から稼働するJPALSについて調べてみています。いろいろな意見が飛び交っているようですが、うまく活用すれば、薬剤師としてのスキルアップを目指して生涯学習へのモチベーション維持に役立つシステムだと思います。

<関連記事>

日本薬剤師会のJPALSについて調べてみた。

JPALSのシステムを上手に使うためには、いくつか発想を変える必要があると感じました。いくつか書き留めておきたいと思います。本格稼働したら、考えも変わるかもしれません。

研修会参加の姿勢を変える

シールがもらえるから、職場で出席するように言われたからという外的な要素も時には必要だと思いますが、薬剤師(学生も含めて)はみんな大人です。生涯学習には、自分自身の内的なモチベーションが必要です。最近では、毎週末にこれでもかと研修会が開かれています。その中で自分自身の興味、関心にしたがって、自然に行きたい研修会、どうでもいい研修会に分かれているはずです。

研修会に参加する前に、どうして自分はこの研修を受けたいのか、何を目標に参加するのかを意識する必要があります。この目標設定は、人によっては、はっきりしているかもしれませんが、初学者や目標を持つことに不慣れな場合、そもそもどこから勉強していいのか、何を目標にするのかわからない場合があると思います。

そういう意味で、JPALSでは、プロフェッショナルスタンダートを設定されていて、それらを自己チェックする仕組みがあります。自分自身で目標を設定する必要がなく、とりあえず、そこを押さえておけば、少しずつでも前に進んでいるわけで、至れり尽くせりだと思います。

逆に言うと自分の目標も持って実践することで、自分自身が知ることができる、自己実現をかなえるというポートフォリオの作用が失われてしまうので、プロフェッショナルスタンダードだけではなく、自分はこうなりたいという目標設定をすることで、よりJPALSが活用できると思います。

研修や経験から得た知識を実践する

学生を実習でみていて思うのですが、大学で優秀だと言われている学生ほど、知識を得たことで満足するように思います。大学では試験に合格することが目的で、それはそれで、大切なことですが、臨床現場に出るとそうはいきません。

やはり、目の前の患者に役立てる知識にならないと、本当の意味で知識を習得したとは言えないでしょう。そこで、得た知識をどう生かしますかというJPALSの実践記録中の項目が生きてくるわけです。誰のための研修なのか、何のための学習なのかをもう一度、考え直すよい機会になるのではないでしょうか。

今までの評価の考え方を変える

JPALSの解説にもありましたが、”評価は他人にされるもの”という考え方を捨てる必要があります。JPALSには、クリニカルラダーが設定されており、基本的に自己評価で進んでいくようです。自己評価は主観的なものなので、あまり意味がないと思われるかもしれませんが、自分自身を客観的に評価するという能力は自己主導型の学習を行っていく上で重要なスキルです。

自己評価するときに、重要なのは、自分はレベル1かどうかではなくて、自分ができること、できないことをしっかり見定めることができるということです。自己評価は、次のステップへ進むための大切なプロセスです。何ができて、何ができないのかを客観的に評価することで、次の学習の計画を立てることができるのです。

 

いわゆるできる人というのは、自分自身の目標を持っていて、実践能力が高く、自己評価が的確に行えている人だと感じます。つまり、ポートフォリオをうまく使えば、知識を身につけて終わりの薬剤師ではなく、できる薬剤師として多くの場で活躍できるようになると思います。

JPALSが立ち上がった経緯やプロセスを知っているわけではないので、憶測の部分もありますが、私自身、ポートフォリオを学生に実践させてみて、その効果を実感しています。JPALSが、良いシステムとなることを願っています。

まだまだ、言葉足らずの部分がありますので、追記していきたいと思います。

2012/03/25

日本薬剤師会のJPALSについて調べてみた。

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2012年4月1日から、日本薬剤師会でJPALSという生涯学習支援システムが、稼働します。JPALSというのは、Japan Pharmaceutical Association life long Learning support Systemの略のようです。

JPALSは、Webシステムであり、ポートフォリオシステム、eラーニングシステムの2つのシステムから成り立っているようです。eラーニングとWebポートフォリオの相性はとてもよく、eラーニングシステム利用履歴=学習記録(ポートフォリオ)になるので、eラーニングだけを走らせるよりも効果が期待できます。

JPALSを知るためには、まず、CPDを理解する必要があるようです。CPDとは、継続的な専門能力の開発(Continuing Professional Development)のことで、FIP(国際薬剤師・薬学連合会)で提唱されています。

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日々の薬剤師の業務や役割の中で,個々の薬剤師が取得すべき知識・スキルが何かを「振 り返って自己査定(reflection)」し,それに対して「学習計画を立て(planning)」,「実践し(action)」,それを「評価する(evaluation)」という4つのステップを繰り返す学習方法です。

4つのステップを記録するために、ポートフォリオが活用されます。ポートフォリオは、学習記録を一元化するものです。学習の場面でのポートフォリオは、reflective portfolioと呼ばれており、JPALSのポートフォリオは、reflectionの要素が入っており、reflective portfolioという発想に合致しています。

JPALSのポートフォリオの実践記録の項目を抜き出してみました。

1)計画

2)研修形式

3)研修会コード

4)研修会名

5)学習時間

6)受講年月日

7)場所

8)研修会主催者

9)研修内容(演題、演者など)

10)この研修で学んだこと、経験したこと、感じたこと

11)学習内容を実践でき活用できる例/学習によって実践での効果があった例

12)まだ学習すべき項目/学習目標をすべて達成できなかった理由

これらのうち、2)〜9)は、今までの薬剤師研修手帳へ記入していたことと同じであり、事務的な意味もあるかと思います。1)の計画もCPDの中の要素の1つですが、大切なのは、10)〜12)です。この3つの項目により、単なるシール集めにならない、意味のある学習活動を見いだせると思います。

10)この研修で学んだこと、経験したこと、感じたことに加えて、そこで得た知識を現実にどう生かすかという11)学習内容を実践でき活用できる例を考える。できれば、実践した例を挙げてみる、そして、12)学習すべき内容(自分に不足している知識や技能)をしっかり書くことで、実践、自己評価、振り返り、次の学習計画といった流れができあがります。

実際、ほとんどの薬剤師はこのサイクルを実践していると思います。ただ、あえて、その過程を意識してみることは少ないと思いますが。

まだ、よく見えてこない部分があるのですが、気になることが1つあります。関連文書をみる限り、認定のために、実践記録が年間6本必要というような記載がありました。ポートフォリオ6本という表現で記載されていますが、ポートフォリオは、学習を一元化するものなので、正しくは、学習の記録(実践の記録)を年間6本ということだと思います。

何をどう呼ぶかなど小さなことであり、それよりも、振り返りながら学習する手法が、薬剤師の生涯学習へ取り入れられることは画期的であり、喜ばしいことだと思います。

実務実習モデル・コアカリキュラムが広まってきた頃もそうでしたが、教育用語であるクリニカルラダー、ポートフォリオ、CPDなど、聞き慣れない言葉になんとなくそうかと思ってしまうのではなく、JPALSを活用するために、提唱されていることの本質を理解したいところです。

(つづく・・・)

2012/03/23

1日24時間あると思うなよ〜繰り返し同じ結果を出す〜

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先日、学会発表前で帰りが遅い旦那さんをみて思うことがあり、1日24時間あると思うなよ〜学生と社会人の違い〜という記事を書いたのですが、言葉足らずなところがあり、追記します。

”研究する”ということがどういうことなのかは、それなりに、わかっているつもりです。普通の会社では、残業があったり、休日出勤することがあったりするかもしれませんが、たいていの場合、家に帰ると仕事から離れることができます。

研究となるとそうはいきません。日常生活と仕事の境目がなくなって、時間の使い方も毎日8時間、週40時間労働とかいった枠で考えると、とてもじゃないけど、前に進みません。その状況をわかった上での話です。

つまり、私が言いたいのは、繰り返し良い結果を出すためのタイムマネジメントができていますか?ということです。決して、毎日、帰りは遅いし、休みの日くらい家にいて家事の手伝いしてよ!っていう文句を言っているわけではありません。

うちの旦那さんがしている研究というのは、動物や専用装置を使って手を動かす実験をするわけではなく、コンピューターに向かってする研究です。つまり、パソコンさえあれば、どこでもできてしまいます。

実験をしていると大学の研究室でしかできないことはあると思うのですが、パソコンさえあればできてしまうので、大学に長時間滞在する必要があるのかという疑問が沸いてきます。

自宅で、続きをするにしても、早めに切り上げて、自宅で食事をしてお風呂に入って、それから、寝るまでの時間、パソコンに向かっていたらいいんじゃないかと思うわけです。早く家に帰ってきたほうが、就寝までにまとまった時間がとれることになります。

同じ結果、同じように質の高い結果を出し続けるためには、自分の体力に見合ったタイムマネジメントをしていかないと、いつか破綻するということは目に見えています。そういう私も、予定を詰め込みすぎて風邪のためダウンして動けなくなり、仕事を休むことになっているので、人のことは言えないのですが・・・

有限の時間をどう使うか、ほんとに悩ましい問題です。

2012/03/22

【教育】ポートフォリオミニWS開催しました!

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OCSIAという医学部のサークルの活動に関わっていますが、そちらの縁があって、医学部の学生とも仲良くしてます。OCSIAは、医学の勉強をするサークルですが、普通の勉強とはちょっと違っていて、普段は、月1回の模擬患者さんとの医療面接、年に何回か、外部講師をお呼びしてのワークショップをしています。

定例会には、ボランティアで岡山SP研究会から模擬患者が来てくれるし、ワークショップには、有名な先生方が手弁当で喜々としてやってこられます。ほんとにすごい先生がたなのですが、自分のことを求めてくれる若者(学生)がいると思えば、苦にならないのだと思います。

医学部の学生と関わっていると、こうやって、医者になっていくのかと、いろいろな面で興味深く、できることはお手伝いしています。先日、「ポートフォリオをしてみたいんだけど、教えてくれませんか?」と依頼がありました。

OCSIAでは、5月に外部講師をお呼びして、医学部生のためのポートフォリオワークショップを開こうということになっています。その前段階として、誰かポートフォリオを実践してみようということになったのが、このミニワークショップが開催された理由です。

ポートフォリオは、いろいろなところで広めたいと思っていることなので、待ってました!という感じです。なので、普段の仕事、学会、送別会、各種会議などで、まったく休む暇のない今日このごろだったのですが、ふたつ返事でOK出しました。

もちろん、今回、参考にしたのは、鈴木敏恵さんの本です。研修医、医学部生のための本をアレンジして薬学部の学生に使っているわけで、むしろ、医学部の学生が対象であれば、本家本元といったところです。


"ポートフォリオ評価とコーチング手法―臨床研修・臨床実習の成功戦略!" (鈴木 敏恵)

参加してくれたのは、10名です。てっきり、2〜3名くらい対象かと思っていましたが、今回の参加メンバーは、来年度から研修医という医学部6年生(国試受かった後の)、これから臨床実習が始まりますという学生、また、奈義で2年間地域医療の研修をされている現役の看護師さんにも参加していただき、バラエティ豊かでした。

まず、参加者全員で自己紹介をして、ポートフォリオについてのプレゼンをしました。このあたりは、薬学部の病院実習のオリエンテーションでも話をしているので、スライドを組み合わせただけです。

ポートフォリオがどんなものかを説明したあとに、ビジョンとゴールを考えてもらいました。たったこれだけのことですが、ビジョン(願い)とゴール(目標)という概念が、ちょっぴりとっつきにくいので、そこのディスカッションだけで盛り上がりました。

何か、例を用意しておくとよかったなと思います。途中で思いついた例としのビジョンとゴールは、メタボな人がいたとして、その人のビジョンが90歳まで生きるだとしたら、ゴールは、標準体重までやせる!というものになると思います。

いつも、薬学部の学生に目標を考えてもらうのですが、いきなり、考えろと言ってやってもらうわりにちゃんと考えてくれます。今回、たくさん、疑問や質問が出たので、実はなかなか難しい作業なのかもということがわかりました。病院での薬学生へのオリエンテーションも丁寧にやらないといけないなあということに気づきました。

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自分たちで立てた目標(ゴール)を参加者で共有してから、どうやったら、ポートフォリオを続けられるかというテーマでディスカッションをしました。

薬学部の学生の場合は、実習中の義務なので、いやでも続けられます。自主的にポートフォリオやってみたいという学生には、続けるために何らかの強制力が必要です。ポートフォリオは、楽しくやってもらいたいものなのですが、続けるということに関しては、結構、労力が必要です。

しばらく続けてみないと、ポートフォリオの神髄のようなものがみえてこないので、ここは、しんどくてもがんばってもらう必要があります。ディスカッションの結果として、いろいろな意見がでてきました。

・ポートフォリオ仲間をつくる

・ハードルを下げる(はじめから、完璧を目指さない)

・自分にあったやり方をみつける

などなど・・・

ディスカッションがすごく盛り上がっていたので、聞いていて面白かったです。ポートフォリオに興味を持ってくれて、なんかよくわからない抽象的な話なんだけど、やってみようと積極的にディスカッションしてくれてうれしかったです。

2012/03/05

英語を話すということ

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photo credit: Shane Global Language Centres via photopin cc

大学院卒業前に、最後のチャンスと思って、カナダに英語の勉強をかねて1週間弱ホームステイしたことがあります。ホームステイ自体は、満足だったのですが、そのとき、なんとなく違和感を覚えた出来事がありました。

小さな田舎の街ですが、ホームステイや語学研修に人気の街らしく、多くのアジア人がいました。春休みだったこともあり、日本人もかなりの数いたんじゃないでしょうか。

到着してから、ホームステイを斡旋している会社のオフィスに行きました。日本人スタッフが常駐しているオフィスです。最初に簡単な手続きをしたように覚えています。受け入れてくれる方との待ち合わせ場所だったのかもしれません。

結構、時間があったので、オフィスにいたら、日本人女子のグループがオフィスにやってきました。とりとめのないおしゃべりをしています。

私を受け入れてくれた女性がオフィスに到着して、では、さようなら、と言ったところ、また、オフィスに来られますか?と聞かれました。

特に用はないので、来ませんと答えましたが、ちょっと驚かれたようです。

語学学校に通っている日本人の学生は、結構、週に何度か、オフィスを訪ねてきて、日本語を自由に使えるので、いろんな愚痴をしゃべって帰るのだそうです。

さっきのあれかと、思いました。話していた内容はたいしたことないのですが、正直、これじゃあ、英語しゃべれるようにはならないだろうなと思ってしまいました。

photo credit: Sprengben [why not get a friend] via photopin cc

カナダに行く以前に、大学2年のときにイギリスに語学研修に3週間だけ行ったことがあります。

日本人が少ない場所を選んだつもりでした。確かにマイノリティでしたが、数名は日本人がいて、やはり仲良くなるものです。実際、同じクラスだった子と仲良くなりました。

周りはスペイン人とかイタリア人とかスイス人とかばかりです。自分たちの国の言葉でしゃべっていると、正直、周りの人たちは、ちょっとしらけてしまいます。なので、周りに人がいるときも、2人でいるときも、日本語は、単語以外は、しゃべらないようにしました。

その日本人の友達とは、ほとんど英語でしか、自己紹介していないので、大学の専攻は?と聞かれて、pharmacyと答えていたのですが、ファーマシー→ファーム→農場→農学部というように、勝手に解釈していたことが、日本に帰ってからわかったという笑い話もあります。

イギリスでの研修は、ほんとに楽しかったし、今でも、そのときの友達と仲良くしています。日本語をなるべく話さないようにしてよかったと思っています。

英語を早く上達するためには、日本語をしゃべらないように努力するということを言いたいのではなくて、英語の勉強をしにきて、日本人同士のコミュニティを作ってしまうことは、どうなのと思ったのです。

海外で英語の勉強をするということは、文化も一緒に感じるからこそ意味があると思います。

例えば、アメリカ人家族の家にホームステイすることになったとします。初めての日に、

Which do you want some orange juice, or apple juice?

と聞かれて、日本人だと、ほとんど面識のない人の家にお邪魔しているとき、どちらでもいいですよ(都合のよいほうで、みなさんが、好むほうでいいですよ)と言ってしまいがちです。

でも、そこで、I'd like to drink orange juice.と答えるか、もしくは、甘いジュースは欲しくないなと思ったときI just want to drink some water.と答えるほうが正解なのです。

どちらでもというあいまいに答えることは、ほぼありません。何かと聞かれるので、実際、どちらでもよくても、どちらかをくださいとはっきりと答えるようにしていました。

つまり、英語をしゃべるためには、英語の発想に切り替える必要があると思っています。

ふと、思いついて、書いてみました。英語の勉強方法については、いろいろと思うところがあるので、また、書こうと思います。

2012/03/04

カフェ・コムサのフォーチューンクッキー

カフェコムサは、以前、記事にしたことがありますが、ちょうど、結婚式へ向けての準備中だった時期でした。

普通にお茶するのがお目的だったのですが、実は、ウェディング用のアイテムをここで見つけたんですね〜♪

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フォーチューンクッキーです。何になったかというと2時間のお見送りプチギフトになったわけです。

1個からバラ売りで購入できるのですが、ラッピングするとなると、3つか5つの単位になってしまいます。あまり荷物になっても・・・ということと、予算の都合もあり、バラで90個購入しました。

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そして、ラッピングするための小袋、モールも購入しました。

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メッセージカードがわりにしようと思い、普通の紙にカラーで印刷して、断裁機でばっさり切っていきます。

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カードの中には、フォーチューンクッキーの解説を載せています。 フォーチュンクッキーとは、中に運勢が書かれた紙片が入ったお菓子のことである。うんぬんかんぬん(ウィキペディア情報)。

そして、マスキングテープで飾り付けます。簡単な作業ですが、90個くらいになると、さすがに・・・

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クッキー、メッセージカードを袋に入れて、モールでしばる!これだけのことですが、結構大変。

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うーん。がんばってます。つめてます。この作業、結構、切羽詰まって、深夜に及んだような気がします。

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最後に、お見送りで配りました。

二次会のあとって、お腹いっぱいで、だいたい家に持ち帰ることが多いと思うのですが、いつもハプニングを起こす弟がとった行動は、その場で、あけて一口で食べるというもの。

すると、当然、中に入っているおみくじが口の中に残って、吐き出していました。せっかく中に入っているおみくじの紙が、つばでぐちゃぐたになり、何が書いてあったか読めなくなってしまいました。

さすが、わが弟・・・

結局、全部、あげてしまって、手元に残らなかったので、自分であけてみてないのですが、おみくじには、いいことばかり書いてあって、幸せな気分になれるようです。

2012/03/02

自宅で焼きたてパンライフ♪

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結婚のお祝いにいただいたパン焼きマシーンですが、いつかやってみると思いながら、試す暇もなく放置してありました。

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なかなか、試そうと思ってできなかった理由は、材料を揃えるまでに、時間がかかったからです。どこのスーパーにも売っているものばかりですが、普通に常備しているある材料ではありません。

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取り扱い説明書をみると、とにかく材料は”正確に”測ることと書いてあります。

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というわけで、無印良品で買ってきた電子天秤。このパン作りのために購入しました。かなりの高性能です。

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こねるための羽根がついた容器に材料を入れていきます。

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水→粉もの→ドライイーストの順番に入れていきます。

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設定してスタート♪国産小麦、小麦、米粉など、小麦の種類によって、メニューや配合する材料の割合が異なります。そして、ドライイーストモードと天然酵母モードがあります。

手間だけど、いつか、天然酵母も挑戦してみたい!

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そして、しばらく、ウィーンっていいながら、こねています。

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いったん、こねるのが終了したところ、レーズン等の具入りにしたい場合には、自動で入れるようにセットしておくか、具入れのタイミングブザーがなったら、いれるようにします。最初は、プレーンのものが作れるどうかなので、特に具材はなしです。

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さて、このあと、しばらくマシーンがおとなしくなります。発酵モードに入るようです。

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焼き上がり予定時刻の30分くらい前になるとパンのいい香りがしてきます。そして、出来上がり、こんがり焼き上がってます。設定により焼き色の調節もできるようです。

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しばらく、網の上でさまします。

今まで、パン焼きマシーンを扱ったことがないので、こんなに簡単だとは思いませんでした。今度は、米粉入りのパンに挑戦したいと思っているところです。

まずは、米粉を手に入れるところから。。。


"ZOJIRUSHI 【残りご飯をパンで食べる】 ホームベーカリー ホワイト BB-KT10-WB" (象印)

2012/03/01

1日24時間あると思うなよ〜学生と社会人の違い〜

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photo credit: roland via photopin cc

学会発表前で、帰りが遅い旦那さんをみて思うことがあり、この記事を書いています。旦那さんは、修士1年生、4月からは修士2年生です。

年もとっていて、社会人経験もあり、純粋な学生とは呼べない状況です。それもあってか、研究室に入ってからまだ1年未満なのに、3月と4月で合わせて3つの学会発表を控えています。

その様子を見ていると自分自身の学生時代を思い出しました。

人間追い込まれると、食事、睡眠、余暇の時間をとことん削って、1日を24時間で考えるようになるんですよね。夜中の0時に寝ようと思ったら、23時までに家に帰ってお風呂に入って寝よう。だから、研究室に残って22時半までは作業できるという思考回路になってきます。

1年中こういった生活が続いているわけではなく、学会前とか、卒業論文前とか、セミナー前とか、特殊な状況での話です。それに、学生時代は、数年のことで、そういう生活も、いつかは終わります。

そういった環境ですから、研究室時代の同級生、先輩、後輩とは、同じような苦労をしていることで、社会人になってからも特別な関係だと感じています。

学生のうちは、まだ体力もあるし、自分の限界や本当の実力を知るためにも、ある程度、追い込まれるまで何かをとことんやったほうが、のちのちのためになると私は思います。もちろん、心身ともにやられてしまっては、元も子もないので、ストイックに自分を追い込むときにも、見極めは必要だと思います。

卒業して社会人として8年経とうとしている私ですが、もう学生の頃のようなことはできないなと思います。

もちろん、年齢的にも、体力が落ちてきているということもありますが、社会人に求められているのは、コンスタントに一定のレベルの結果を出すことだと思うからです。

学生のうちは、意外にいい結果出したねといって、ほめられますが、社会人になってからは、ホームラン1本を1年に1回出すよりも、安定した打率をキープすることを求められます。

ということは、気力、体力ともに、フラットに保つ必要があります。

食事や睡眠についてきちんとした習慣が必要なことはもちろんですが、私が感じているのは定期的にリラックスできる時間を作ったり、時間を忘れて没頭できる趣味を持っていたり、そういった人の方が、安定して仕事で結果を出しているということです。

私も社会人として安定した結果を出すために、日頃の生活習慣をきちん整えているかというと、できているとは言いがたいですが、学会前で追い込まれてる旦那さんの様子をみていていろいろと思うことでした。