もう1つOCSIA定例会で模擬患者によるフィードバックについて、考えるところがありました。
OCSIA定例会には岡山SP研究会から模擬患者さんたちが、参加してくれているわけですが、ほぼ、ボランティアという状況です。
にも、関わらず、自分たちの勉強になるからといって毎回数名のSPさんがきてくださいます。ただでロールプレイをして帰ってもらうのももったいない!ということで、ロールプレイをしてから学生へフィードバックするわけですが、そこに私からフィードバックのフィードバックというおまけをつけています。
定例会が終わった後、参加してくれたSPさんにフィードバックのフィードバックをしました。こんな裏話をブログでオープンにしてもいいのかという話も聞こえてきそうですが、考えるところがあったので、あえてブログにしました。
具体的なフィードバックの内容については、省略しますが、今回、お2人の模擬患者さんのフィードバックをみていて思ったことです。
結局、フィードバックも、コミュニケーションなんだよな~ということです。
SPをやっていて、慣れてきた頃に、なんとか相手に”わからせてやろう”と思って、あーでもないこーでもないと考えてフィードバックすることがあるとおもうのですが、結局、相手に伝わるかどうかは、SP側のコミュニケーションのあり方だなと。
もちろん、今回のフィードバックの内容は、すばらしいものでした。模擬患者にしかできないフィードバックだと思います。さらに、ロールプレイをした学生にとって、自分のこころに向かってずどーんと来る感じを高めてもらうためにと思って、気になったところをフィードバックしました。
代表の前田さんは、ときどき、主語が抜けたり文脈抜きでしゃべることがあります。それでも、ロールプレイをした相手にとっては、ずどーんとくるフィードバックをされます。特にロールプレイをした相手に届くフィードバックといったところでしょうか。
フィードバックとして、言っている内容(言語の部分)も大切だとは思いますが、同じことを言っても、SPの姿勢や口調、態度(非言語の部分)が、学生に対して影響を与えるんだなあと思いました。
愛があれば・・・・目の前の学生にもっとよくなってほしい、個性を引き出したいという思いがあれば、例え、つたないフィードバックであって、最終的には一番伝わるフィードバックになるのかもしれません。
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